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それでも結婚したい人たちへ。結婚困難時代の家族の築き方を考える

【運営者】吉永龍幸

ケアマネジャー(介護支援専門員)です。 地域包括支援センターという、高齢者福祉の相談所でも働いていました。 今まで数多くの高齢者やその家族とお会いした経験をもとに、このブログを運営しています。 このブログは、私一人で運営している個人ブログです。自由で自立していることが、個人ブログの良い点です。 お問い合わせは tenkakasei☆gmail.com(☆を@に変更してください)にメールをお願いします。 個別の介護や生活の相談などには応じられないのでご了承ください。

恋愛しない若者たち(牛窪恵著)66頁

アメリカで29歳まで未婚の男性は、1970年にはわずか16%だったのに、2010年にはなんと55%まで急増していたのだ。

未婚者が昔に比べて圧倒的に増えている現代。

多くの現代人が恋愛を面倒と考える一方「結婚はしたい」と答える矛盾。

果たして現代の恋愛と結婚の現在になにが起きているのか?

結婚を望みながらも結婚することができない現代人たちが、それでも家族を築くにはどうすればよいのか?

記事を書きたいと思います。

今回の記事は立教大学大学院客員教授の牛窪恵氏が書いた「恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚」と、中央大学教授の山田昌弘氏の「結婚不要社会」から多くを引用して作成します。

なぜ現代人は恋愛をしないのか?

そもそも、「結婚生活」は無理ゲー

結婚不要社会(山田)84頁

第一の条件は、結婚相手は自分の存在を肯定してくれる相手でなければならない。つまり、お互いの愛情が一生続く相手でなければいけないということです。第二の条件は、結婚が新しい経済生活のスタートなので、結婚後の経済生活が自分の期待する以上のものでなければならないということです。

この2つの条件を同時に満たす相手にはなかなか出会えないでしょう。

というか、無理では?

愛情が一生続くかどうかなんて、だれも保証できません。また、長い人生、会社が倒産したり仕事がなくなったり転職したり、いろいろあるでしょう。経済的な保証もできません。

結婚=生涯契約 と考えるのも無理があるのではないでしょうか?

離婚率が低かった昔ならいざ知らず、3、4組に1組離婚していると言われる現代において、結婚=生涯契約 と考えることには無理があります。考えをアップデートする必要があります。

もし結婚=生涯契約 と考えるのであれば、結婚を重く考えざるを得ませんし慎重にならざるを得ませんが、「離婚も有り得る」と考えるのであれば、結婚に対するハードルを低くすることができます。

恋愛しない若者たち(牛窪)249頁

さらに驚くべき事実もある。なんと韓国の20~30代未婚女性のうち63%が、「婚前契約書が必要」だと答えたそうなのだ。最も多かったのは「互いの人格を尊重するため」だが、次いで多いのが「平等な財産分与のため」や「養育費のため」。結婚どころか恋愛中に、すでに「離婚後」のことを考える、したたかな女性像が目に浮かぶ。

韓国の若者の過半数は、「婚前契約書は必要だ」と考えているそうです。つまり、結婚前から離婚後の準備をしている。

もちろん最初から離婚するつもりはないのでしょうが、離婚する可能性が十分にあることを認識しているわけです。今後日本もそうなる可能性が十分にあります。

逆説的ですが、「離婚に備える」ことで「結婚しやすくなる」のではないでしょうか?

両親の結婚生活に憧れない

恋愛しない若者たち(牛窪)101頁

オーネットの調査。ここで「両親を見て結婚はいいなと思う」「両親のような夫婦になりたい」と答えた男女(20歳)は、わずか4割。愛するパパやママの6割が、なぜか彼らのロールモデルになり得ていない。

今の20代~30代の親世代は、夫が外で働き、妻が専業主婦として家事を行うというモデルが成り立っていました。

企業戦士としてバリバリ働く父親の背中にも、専業主婦として夫を支える妻の姿にも憧れていない現代人の本音がここにあります。

というか、もはや「専業主婦」を成立させるのは難しいでしょう。夫も妻も共働きが現代では一般的です。

経済的にそんな余裕はないので。

経済低迷が恋愛に落とす暗い影

結婚不要社会(山田)28頁

「経済成長が鈍り低成長期になって、自分や自分の父親よりも収入の高い男性の数が減り、結婚相手を見つけることが難しくなって、結婚は先延ばしになり、結果的にあぶれて結婚できない」

未婚率の上昇を考えるときに、経済の低迷を抜きにして考えることはできないでしょう。

以前の結婚モデル(夫が外で働き、妻が専業主婦として家を守る)では、夫が大黒柱として、一家を養うことが前提とされていました。

現代の男性は昔の男性に比べて高収入を上げることが難しいです。

「自分の父親や自分よりも収入が低い男性と結婚する」ことを現代の女性たちは受け入れなければならないのですが、それは難しい。

結果「いい男がいない」と言いながら結婚を先延ばしにしてしまいます。

デジタルで簡単に小腹を満たすことができる現代社会

恋愛しない若者たち(牛窪)42頁

彼は、「コンドーム出荷数の目立った減少時期(99年、05年)は、実はPCのインターネット普及(98~00年)や、ケータイのネット環境整備(03~05年)の時期と、奇妙なまでに一致する」と以前、私の取材時に教えてくれた。元にしたデータは、厚生労働省「薬事工業生産動態統計」ほか。

インターネットの普及によって、だれでも簡単にアダルトサイトにアクセスすることが可能になりました。

リアルな人間を相手に頑張って性行為を行わなくても、デジタルで気軽に自慰行為で性欲を解消することができる。

しかもデジタルの画面に映っている相手はリアルでは相手にしてもらえないような美女とイケメン。

しかも「2次元は裏切らない」。

ハラスメントと隣合わせの恋愛

恋愛しない若者たち(牛窪)148頁

 「2度目でNGなら、もう誘わない。しつこくして、ストーカーと勘違いされたくない」

1991年放送のドラマ「101回目のプロポーズ」。浅野温子に何度も何度も告白し、挙句の果てに走行中のダンプカーに突撃して「僕は死にましぇーん」と叫んだ武田鉄矢の姿に当時の国民は感動し、涙を流しました。

しかし現代ではアウトでしょう。

「デートの誘い、2回誘って断られたら諦める」と答える若者が40%の現代において、101回告白の末ダンプカーに突っ込む男性はストーカー扱いされ、警察沙汰になります。

若者が草食系になったのではありません。

ハラスメントに対する意識が強くなったのです。

恋愛はしないけれど、結婚を希望する現代人たち

家族を持たない人に不利な社会

恋愛しない若者たち(牛窪恵著)8頁

問題は、これだけ恋愛に低体温の若者が増えても、彼らの9割近くが「いずれ結婚するつもり」と、結婚を希望すること。

恋愛を避ける現代人の多くが、それでも結婚を望む。

「家族」という安心感が欲しいのだと思います。国も会社も守ってくれない現代において、最後の最後、自分を守ってくれるつながりが欲しい。

また、山田氏の著書には「世間体」も無視できないと書かれていました。

世間体を気にする日本社会では、独身者でいることは様々な風当たりにさらされる、とのことです。


恋愛レボリューション:現代人の恋愛の特徴

時代の変化とともに、恋愛をしない若者が増えていることを書きました。しかしそれでも、恋愛をする若者はいる。しかも恋愛の仕方が独特の進化を遂げている。牛窪氏はこの恋愛の変化を「恋愛レボリューション」と名付けました。

若者の恋愛はどういう進化をとげて、現代社会に適応しているのか?書きたいと思います。

身内では恋愛をしない。

恋愛しない若者たち(牛窪)54頁

常に周りの空気を読み、「みんな仲良く」を重視する現20代。彼らは身内同士では恋愛したがらないのも特徴だ。

人間関係のトラブルに発展し、コミュニティの中で居場所や立場がなくなることを避けたいのでしょう。

マッチングアプリが発展した現代では、コミュニティの外の人とも気軽に接触することが可能です。

また、ハラスメント意識が強くなった現代社会では、会社という上下関係や利害関係のあるコミュニティの中での恋愛もしにくくなりました。

男のメス化。女のオス化。

恋愛しない若者たち(牛窪)47頁

最近、若い男性の間でも共感ワード「カワイイ」の需要が高まっている、と堀氏。「たとえば、キャラクターのぬいぐるみやチャーム(アクセサリーのようなもの)をさり気なくバッグに付けたり、女性にも人気のスポーツブランドTシャツを着たりして、お互いに「お、カワイイじゃん」と言い合う、といった具合」

まるで、女子会でネイルを褒めあうOLや、コストコでお揃いのマグカップを買って「カワイイ」「カワイイ」と盛り上がる主婦のようだ。若い世代はそれだけ、男性でも「周りと同調・共感したい」との思いが強いのだろう。

恋愛しない若者たち(牛窪)79頁

弊社が以前、20~30代の独身女性200人に行った調査では、さらに衝撃的な結果が出た。なんと「ラブホでもワリカン」が全体で3割、20代前半(当時)では4割を超えたのだ(08年/インフィニティ)。

恋愛しない若者たち(牛窪)78頁

現実はどうか。ある民間の調査では「告白経験あり」の20代女性が39%いる一方で、同男性は33%、女性より5%以上少ない(14年/しらべぇ)。また、私が10年、明大教授・諸富氏のゼミ生の調査したところ、やはり女子大生の大半は「男性から告白されたい」と応えたが、実際には約6割が、女性から告白していた。

女性の社会進出が進み、男女平等が進んでいる現代。また、男性の所得が落ち、女性の所得が上がりつつある現代において、男女の関係に変化が出てきています。

昔ながらの「男らしさ」「女らしさ」に憧れる若者たち

恋愛しない若者たち(牛窪)173頁

「仕事の能力が高い」「高い給与を得ている」「地位・名誉を得ている」女性と付き合いたい、とする男性は、いずれもたったの1割前後。自立する女性を良しとする男性も、3人に1人しかいなかった。(14年R/D)

これだけ男女平等が言われる時代になっても、相変わらず男性は「カワイイ」「女らしい」「家庭的な」女性ばかりを評価する。ここにまた、男たちの矛盾がある。

恋愛しない若者たち(牛窪)80頁

今回の定量調査では「(一夜限りも含め)交際相手以外の異性とセックス経験あり」の独身男女が、男性で40%、女性では43%もいた。インタビューでも、とくに20代女性では3人に1人ぐらいセフレがいるニュアンスだった。

驚くのは「いる」と話す男女がいわゆる遊び人とはほど遠いこと。むしろ、どちらかといえば地味で真面目、勉強にも仕事にも手を抜かないイメージの子たちばかりだ。

セックスフレンド(セフレ)や添い寝フレンド(ソフレ)という現象を、牛窪氏は「本命と別腹」で説明しています。

男らしく稼いで、家族を養う。

女らしく可愛らしく恭しくして、優雅な専業主婦になる。

男女平等が進んでいる現代においても、「男らしさ」「女らしさ」の概念から抜け出すことができないし、また、相手にも「男らしさ」「女らしさ」を求めてしまう。

その結果、本命の恋人の前では「男らしい男」「女らしい女」を演じるものの、本音でいられるセフレやソフレ(別腹)の前では自然体なセックスや添い寝を行う。

本来であれば本命の恋人の前で、素直な自分で自然体で接したいものの、そうはできない矛盾を現代人は抱えてしまっている。

結局のところ「男らしさ」「女らしさ」の呪縛から離れて、新しいパートナーシップの形に進むしかないのではないでしょうか?

もっと踏み込んで言えば、昔ながらの「男らしさ」「女らしさ」から現代人は自由になることができるのかもしれませんね。

昔ながらの「男らしさ」「女らしさ」を回顧するのではなく、新しくて自分たちらしいパートナーシップに進むべきなのかもしれませんね。

では、どうすればよいか?結婚困難時代の家族の築き方を考える。

恋愛と結婚は別物と認識する。

恋愛しない若者たち(牛窪)255頁

恋愛と結婚は元来、相容れないどころか、相反するもの。極端に言えば「混ぜるなキケン」なのである。

恋愛と結婚では求められるものが変化します。

恋愛では「男らしい男」「女らしい女」が求められますが、結婚生活では夫の女子力、妻の男子力が必要とされます。共働きが一般的な現代であればなおさらです。

長い歴史を観ても、政略結婚や側室制度など恋愛と結婚は分けて考えられてきた時代はありました。

もちろん「良いパートナーと巡り合って、恋をして、結婚して幸せになる」という従来の結婚ルートを否定するものではありません。

ただ、無理に恋に落ちる必要はない。

恋愛が得意ではないからといって、結婚生活では良い夫(父)、良い妻(母)になることは十分あります。恋を経ないでお見合いで結婚しても良い。

自由な結婚スタイルに進化する。

恋愛しない若者たち(牛窪)279頁

男性より女性のほうが、目に見えて収入が多い「逆転婚」や「格差婚」は、日本ではまだ印象が良くない面もある。「女性が上で男性が下」とのイメージがあるからだろう。それでも海外では、もはや当たり前。アメリカでは、妻の4割が夫より高収入の逆転婚だ。

恋愛しない若者たち(牛窪)64頁

「10歳以上」の年の差婚は00年代に入って伸び始め、ある結婚相談所の調査では「結婚相手が11~15歳年上」の女性が5年の間に、13%から38%にまで増えた(09年/アルバ)。厚生労働省の調査でも05年以降ずっと、「夫が7歳以上上」が初婚カップルの1割を超えている。

また、従来の結婚生活にこだわる必要はない。

法的な籍を置かない事実婚でもいいですし、同性婚でもいい。女性のほうが収入が高い逆転婚でもいいし、10歳以上離れた年の差婚でもいい。

パートナーシップの形は本来、もっと自由です。

精子バンクや卵子バンクという可能性

恋愛しない若者たち(牛窪)313頁

彼女たちがいう、精子バンク。欧米では未婚女性の利用がすでに合法化されている国もあり、医療機関だけでなく精子提供者個人にも国に登録義務があるなど、一定の法整備が始まっている。ただ、あまりに人気が高く、深刻な問題を起こしているようだ。たとえばアメリカ。男性が精子バンクに精子を売る回数が制限されていないため、ある都市では、なんと150人の異母兄弟が生まれるという事態が起きた。

2026年現在、日本では合法化されていませんが、将来の可能性として、精子バンク・卵子バンクの話もしましょう。

優秀で魅力的な男性・女性の精子や卵子を購入し、子どもを創る。

技術的には可能であり、また実際、そういった子どもたちも生まれてきています。

「夫(妻)はいらないけれど子どもは欲しい」という人が一定数いる現代において、十分増える可能性があります。

精子バンクや卵子バンクという技術も含めて、家族の築き方は自由な時代に突入しつつあるといえるでしょう。


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